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トリキュラーの飲み始めは副作用が出やすい?

By Ros @scotlandphohos

トリキュラーの飲み始めは副作用が出やすい?

トリキュラーと言えば、日本では最も有名な低用量ピルとして知られています。
数多くの病院でも処方されており、安全性においても高い信頼を得ています。
しかし、いくら実績のあるトリキュラーと言えども、薬である以上は副作用の危険性もゼロではありません。
特に服用を始めた最初の時期に最も強く副作用が現れることが多いので、初めてトリキュラーを服用する人は注意が必要です。

トリキュラーの副作用は、薬によるホルモンバランスの急激な変化に、身体が順応できずに起きると考えられています。
一般的に女性は生理と生理の間に約1ヶ月の期間があり、時期に応じて卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌量やバランスが変化します。
ここでトリキュラーを服用すると、人工的にホルモンバランスを変化させるため、身体が混乱して正常に機能することができません。

その結果、頭痛や吐き気、倦怠感や足の浮腫みなど様々な不調が発生します。
全ての人に副作用が発生するわけではありませんが、初めて利用する時ほど発症する可能性は高まります。
頭痛も吐き気も、どの程度の重さになるかは個人差が大きいので一概には言えません。
しかし、身体がトリキュラーになれるにし従って症状が落ち着いていくので、日常生活に支障が出るほど重い副作用でない限りは様子を見ていても良いでしょう。

また、トリキュラーはごく稀に血栓症という血の塊ができる副作用もあり、毛細血管を詰まらせて重篤な状態になってしまうケースもあるので注意が必要です。
最初にトリキュラーを服用してから3ヶ月が最も血栓症のリスクが高いとされているため、この期間は特に体の不調や生活習慣に気を配っておかなければなりません。

トリキュラーは飲み初めに最も副作用のリスクが高まるため、服用した人の中には自分には合わないと早々に服用を中止してしまう人も多いです。
副作用が現れること自体は決して珍しいことではないので、発症した際に正しく対処できるように知識を付けておきましょう。


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